「下院議長はタイ貢献党から出すべき」 所属議員が確認
タイ貢献党では6月21日、総選挙で当選を果たした新議員らによる会合が開かれ、下院議長ポスト問題が話し合われたが、同党から下院議長を出すべきとの意見が大勢を占めた。ここにはチョラナン党首、プムタム副党首、プラサート幹事長なども出席した。
関係筋によれば、会合では、一部の党幹部が過去に述べた「獲得議席数で1位の前進党から下院議長、2位の貢献党から下院副議長を出すのが原則」との発言が取り上げられたが、これには多くの議員から不満の声が上がったという。獲得議席は前進党が151で、貢献党は次点の141だが、今回の会合でアディソン議員(比例代表)は、「なぜ貢献党がすべてにおいて前進党に譲歩しなくてはならないのか。前進党は政権の中核を担うのであり、下院議長も自党から出そうとするのはやり過ぎ」と批判した。