新卒の女性医師が交通事故死 長時間労働での過労が原因か
タイ西部カンチャナブリ県ノンプル郡の交差点で6月23日午後、パホンポンパユハセナ病院に勤務する女性医師、ヤニサーさん(24)が交通事故で死亡。タイ医療評議会(MCT)のイティポン事務局長は25日、「非常に残念なこと」と述べるとともに、この事故については過労が原因の可能性があるとの指摘も出ていることから、「医師が長時間労働のあとに疲れ切った状態で車を運転するようなことがあってはならない。適切に休養をとれる体制を整えてほしい。命がけで車を運転するようなことをしてはいけない」と訴えた。
今年国立マヒドン大学医学部を卒業したばかりだったヤニサー医師は、勤務する病院から約100キロ離れた病院に向かっている途中に事故もあった。職場にまだ慣れておらず、人手不足で長時間労働を余儀なくされ過労状態で車を運転していた可能性が高いとのことだ。