慈善団体への補助金遅延問題 今年度中に解消へ
国家救急医療研究所(NIEM)からの補助金支給が遅延し、国内各地で華人系慈善団体による医療関係の慈善活動に支障が出ている問題で、NIEMはこのほど、今年度中(今年9月末まで)に問題を解決して補助金支給を再開するとの方針を明らかにした。
この問題は複数の慈善団体が窮状を訴え、マスコミでも報じられた。報道によれば、補助金の支給遅延はNIEMの老朽化したデータベースが原因というが、補助金はまず遅延解消のためにNIEMに割り当てられた予算9億6900万バーツから拠出される予定。通常NIEMから慈善団体には月2回補助金が提供されているが、慈善団体の中には昨年10月から受け取っていないところもあるという。