日本人女性のツイートが橋脚強度論争に タイ関係当局「耐震構造」と説明
タイを訪れた日本人女性が橋脚が細すぎはしないかと感じて写真に撮ってツイッターにあげたところ、大きな関心を呼び8000回もリツイートされ閲覧者が1300万人に及んだ。また、このツイートが原因で「タイの建造物は大丈夫なのか」との議論も起きているという。このため、関係当局は7月7日、橋脚は国際的な工学基準に基づいて建設されており、安全性に問題はないと説明した。
件の橋脚は、バンコクに隣接するノンタブリ県を流れるチャオプラヤ川に架かるプラナンクラーオ橋の橋脚のうちの1本。運輸省国道局の上級エンジニア、チャワラート氏によれば、「橋脚はノルウェーの建築会社によるこの橋の設計に従って設けられたもので、橋を走行する車両の重さに十分に耐えられる強度のもので、耐震性も兼ね添えている。これまでに問題が起きたこともない」という。
また、タイ工学研究所のアネク顧問によれば、橋脚は新しいデザインのもので、地震に耐えられるように細く作られているとのことだ。