タクシン元首相の次女がドバイへ
長年にわたって事実上の亡命生活を続けているタクシン元首相の次女で、タクシン派・タイ貢献党幹部のペートンターン氏がこのほど、元首相の住むドバイ(アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつ)に向かったという。同氏はこの訪問について、「父を眼科医に連れて行くため」とネット上に書き込んでいる。
元首相は先ごろ、今回の5月総選挙でこれまで野党だった前進党や貢献党が多くの議席を獲得して親軍部の政党を除く政党による新政権が誕生しそうなこともあり、タイに帰国する意向を表明。だが、前進党そして貢献党による新政権発足がすんなり進んでいないため、8月5日にタイ帰国を延期すると表明していた。