運び屋が大量の覚醒剤を残して逃走 ラオス国境
ラオスと国境を接する東北部ナコンパノム県バーンペーン郡で9月13日未明、陸軍レンジャー部隊が国境線をなしているメコン川の岸辺に放置されていた25万8000錠に及ぶ大量の覚醒剤を発見、押収した。
発見直前、レンジャー部隊は3人の不審者がボートでメコン川を渡ってラオス側に逃げるのを目撃していた。関係筋によれば、タイ当局は「ラオス側から違法薬物が密輸される」との情報を入手しており、運び屋3人はラオス側からボートで運んできた覚醒剤を岸辺に降ろしたところでレンジャーらに気づき、覚醒剤を放置したまま逃げ帰ったものとみられている。