警官殺害事件 殺人教唆の元区長に死刑判決か
タイ中部ナコンパトム県で9月6日に起きた警察官殺害事件で、警察庁中央捜査局(CIB)のチラポップ局長はこのほど、手下に警察官殺害を命じたとされるプラウィン元行政区長の殺人教唆を裏付ける明確な証拠が存在すると指摘するとともに、元区長に死刑判決が下される可能性があるとの見方を示した。
事件現場の元区長宅には15台もの防犯カメラが設置されていたが、証拠隠滅のためか何者かがデータの入った記憶媒体を運河に捨てるなどしていた。だが、警察は一部のデータの復元に成功しており、殺害への元区長の関与が徐々に明らかになっている。