薬物専門家が嗜好目的の大麻利用の全面禁止を提唱
国立チュラロンコン大学医学部精神医学科・中毒研究センターのラサモン所長はこのほど、嗜好目的の大麻使用を全面的に禁止し、大麻成分が高濃度の大麻草の部分については再び麻薬リストに加える必要があるとの見解を示した。
また、チョラナン保健相はアヌティン前保健相が議会に提出して否決された法案について、「大麻の使用を医療目的に限定する」との内容に改めるよう提言しているが、ラサモン所長もこのチョラナン大臣案を支持している。大麻については、セーター首相も先ごろ、嗜好目的の使用を禁止する意向を示している。