中国人に対するビザ免除 セーター首相が旅行者増に期待
タイ政府は観光促進策の一環として中国とカザフスタンの国民を対象に9月25日から来年2月29日にかけてタイ入国に必要なビザの取得を免除することを決めたが、セーター首相は9月30日、「中国人が措置を好感している」とするCNN報道を取りあげ、「効果が出始めている」との見方を示した。
ビザ免除期間には、中秋節と国慶節の8連休(9月29日~10月6日)と2月の中国旧正月「春節」の連休が含まれるため、訪タイ中国人を増やすのに大きな効果があると期待されている。
セーター首相によれば、中国で最も人気のある旅行予約サイトではタイ旅行の予約が昨年同期の20倍近くに増えているとのことだ。