外国人カップルが遺体で発見 無理心中か タイ東北部
東北部アムナートチャルン県パナー郡で先ごろ、スイス人男性(47)とモルドバ人女性(40)が民家内で死亡しているのが見つかった。地元警察では、どちらかが相手を殺害したあとに自殺した無理心中の可能性があるとみている。
警察によれば、カップルが暮らしていたのは2階建て民家で、2人とも喉と腕が刃物で切られた状態で2階の寝室で息絶えていた。女性はベッドの上で、男性は床に倒れて死亡していた。近くには2人が飼っていたとみられるプードルが死んでおり、室内からナイフ2本が見つかっている。寝室の床は血の海で、足跡も残っていたが、荒らされたり、何かが盗まれたり、争ったりした形跡はなかったほか、寝室は内側から鍵がかけられていた。2人はタイに来て5カ月ほどになるが、メールの返信がなかったことから知人が家を訪ねたことがきっかけで2人の遺体が発見されることになった。