第4四半期にタイ観光促進イベントを多数開催
観光スポーツ省とタイ国政府観光庁(TAT)は今年第4四半期(Q4)(10~12月)に一連の観光促進イベントを催すことを予定している。
大晦日のカウントダウンを含むこれらのイベントの開催がQ4のみならず、来年上半期(1~6月)の中国正月(春節)やタイ正月(ソンクラン)における訪タイ外国人観光客の増加につながることが期待されるという。タイはこれから雨期が終わって過ごしやすい涼しい季節に入り、観光シーズンを迎えることになるが、TATはこのシーズンにおけるタイ人の国内旅行、外国人観光客の訪タイを促進すべくマーケティングや広報キャンペーンに総額6億バーツを投入する予定だ。同シーズンのタイの観光収入は316億6000万バーツを上回る見通し。
また、TATによれば、コロナ禍前の2019年には1100万人に達した訪タイ中国人だが、今年は1月1日~10月15日でまだ264万5885人にとどまっている。ただ、TATでは12月31日までの期間に中国人が少なくともあと400万人ほどタイを訪れることに期待している。