ネット詐欺で女子高生自殺 容疑者の逮捕状請求へ
タイ南部ナコンシタマラート県で先ごろ、ネット詐欺に遭ったことが原因で女子高生(19)が首つり自殺した事件で、警察庁サイバー犯罪捜査局(CCIB)が容疑者の逮捕状請求の準備を進めていることが10月18日までにわかった。
警察によれば、女子高生はネットを通じて北部チェンライ県メサイ郡のスマホ店にiPhoneを注文。頭金などを払い込んだものの、それが詐欺だったことから親の叱責などを恐れて自ら命を絶ったとみられている。
これまでの捜査で、詐欺グループが4つの銀行口座を犯行に利用していたこと、グループが詐欺で得た金銭がミャンマー国内の銀行の口座に送金されていたことなどが判明している。