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タイ国防省 中国からの潜水艦購入を一旦棚上げ

国防省は難航している中国からの潜水艦購入を棚上げにし、代わりに中国からフリゲート艦を購入する予定d。スティン国防相によれば、タイ海軍は現在、フリゲート艦を4隻保有しているが、さらに多くのフリゲート艦を必要としているという。

フリゲート艦は、駆逐艦に準ずる航行速度と海洋性を有し、対潜・対空・船団護衛などに用いられる比較的小型の軍艦。タイのフリゲート艦保有数は、今年度(今年10月~来年9月)中に1隻購入できれば5隻に増え、また、中国に発注した潜水艦をフリゲート艦に交換することに中国側が同意すればさらに1隻増えて6隻になる。だが、タイ海軍は少なくとも8隻必要としており、これでもまだ足りないとのことだ。 なお、潜水艦は中国側が中国で建造し、ドイツ製エンジンを搭載することになっているが、ドイツ側が安全保障の観点からエンジンを中国に提供することを拒んでおり、タイ側の努力にもかかわらず暗礁に乗り上げたままとなっている。

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