モデル養成に絡む詐欺容疑で51歳男を逮捕
首都圏警察はこのほど、ネット上で「モデルの仕事ができる」などと若者を勧誘し、申し込みのあった若者の保護者から「モデルをするための費用」などと偽って金銭を騙し取っていた疑いで元モデルスカウトの男(51)をバンコクに隣接するサムットプラカン県バンプリ郡の自宅で10月1日に逮捕したと発表した。被害額は1000万バーツほどにのぼる見通し。
警察によれば、容疑者はまずモデルコースの受講料として1人当たり1000バーツを払わせ、その後、パタヤ、香港、シンガポールのイベントに出ることができると偽って保護者から手数料として数千~数万バーツを受け取っては姿をくらましていた。
ただ、容疑者は取り調べに対し、「経営していたモデル会社は新型コロナのために昨年倒産しており、モデルの紹介はしていない」と全面的に容疑を否認している。