インド人と台湾人もタイ入国ビザ免除 来年5月までの時限措置
11月からの観光シーズンにタイを訪れる外国人観光客を増やすため、10月31日の閣議で、インド人と台湾人についてもタイ入国ビザを免除することが決まった。
セーター首相によれば、このビザ免除は今年11月10日から来年5月10日までの時限措置で、同期間中、インド人と台湾人はビザを取得することなく30日間のタイ滞在が可能となる。
チャイ政府報道官によれば、今回の決定で、合計59カ国の国民がビザなしでタイに入国できるようになる。人口で中国を抜いて世界一になったとされるインドについては、今年1~9月期の訪タイ者数が約120万人に達しており、国別訪タイ者数でマレーシア、中国、韓国に次ぐ第4位となっている。インド人観光客は平均で7~8日タイに滞在し、出費額はタイ旅行1回に4万1000バーツ程度という。