タイ政府がタイ人の大規模退避を計画 中東紛争への発展懸念
セーター首相は11月2日、イスラエル軍がパレスチナ武装組織ハマスへの攻撃をエスカレートさせる構えを見せていることから、イスラエルにいるタイ人の大規模退避を計画していることを明らかにした。首相によれば、イスラエル軍とハマスの戦闘は中東における地域的紛争に発展する可能性があり、自国民がイスラエルからヨルダンやレバノンに退避している複数の国が自国民を本国に連れ戻す計画を検討しているという。
セーター首相は、「サイバー戦争が展開され、ドローンが使われるだろう。このため、戦争が(イスラエルの)近隣諸国にまで拡大することが懸念される」と述べている。