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タイ西部で「緑色の空」出現 当局がオーロラ説を否定

タイ湾に面する西部ペチャブリ県のケーンクラチャン国立公園内で今月初めに空が明るい緑色に染まっているのが確認されたことから、ネット上には、「オーロラではないか」といった指摘も出ている。だが、タイ国立天文学研究所(NARIT)はこのほど、オーロラとの見方を否定した。

NARITの研究者、マティポン氏は、「地平線の辺りが緑色に染まっていたのは北極光すなわちオーロラではない。タイの緯度はオーロラを観測できる場所から遠く離れている」と指摘する。

空が明るい緑色に染まった原因であるが、同氏によれば、タイ湾でイカ漁をしている漁船の集魚灯か人為的な光の影響と考えるのが自然とのことだ。なお、公園関係者によれば、同公園では緑色に染まった空が撮影されたことが過去に何度かあるとのことだ。

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