イスラエルへの出稼ぎタイ人 就労継続希望者が急増
イスラエルに出稼ぎに行っているタイ人2万人以上がイスラエル軍とテロ組織ハマスの戦闘激化が予想されるものの帰国せずに就労を続ける意向と報じられている中、タイ外務省はこのほど、帰国を希望するタイ人への支援を継続すると表明した。
ハマスは10月7日にイスラエルにテロ攻撃を仕掛けたが、それ以前にイスラエルで働いていたタイ人は約3万人とされている。当初は帰国を希望するタイ人が多かったものの、給与に絡む金銭的な問題もあってか帰国を望むタイ人が急減し、タイ大使館はテルアビブに開設していた退避調整センターを閉鎖することを決めた。
外務省からセンターに出向していた職員14人のうち9人も帰国することになった。