特殊詐欺容疑で日本人2人、台湾人2人を逮捕 タイ警察
タイ警察当局はこのほど、銀行員や警察官になりすまして日本に住む人を騙す特殊詐欺を繰り返していたなどの容疑で台湾人2人、日本人2人の外国人の男4人を逮捕したと発表した。
過去2年ほどの間に約1万7500人ほどが騙され、被害額は95億バーツを超えている。警察によれば、台湾人の2人(40、50)が主犯格で、日本人2人(41、49)は電話をかける役割のかけ子だった。
台湾人2人と日本人1人はバンコクの西隣の中部サムットサコン県、残りの日本人1人は南部クラビ県で逮捕された。逮捕時に携帯電話11台、ノートパソコン2台、日本語でか書かれたメモ、キャッシュカードとクレジットカード5枚などが証拠品として押収された。
警察によれば、日本人2人は1か月に約20万円とだまし取った金額の1割を報酬として受け取っていた。