バンチャク SAF工場を2年後に稼働 ジェット燃料と混合
タイ政府系石油会社のバンチャクによれば、持続可能な航空燃料(SAF)生産工場が2025年初めに稼働する。SAFは廃食油や植物、廃材などを原料とする燃料で、通常のジェット燃料と混ぜることで二酸化炭素排出量を抑えることができるという。
バンチャクの最高経営責任者、チャイワット氏によれば、SAF国内生産プロジェクトは二酸化炭素対策を目的としたもの。航空機にバイオ燃料を使うことに関しては、タイの空港局と国際航空運送協会(IATA)が共同研究を進めているという。
また、タイの航空産業でSAFが使用されるようになれば、二酸化炭素排出量を年間8万トン削減することが可能になる見通しとのことだ。