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タイ保健省 「新規HIV感染者の半数は若者」

保健省疾病対策局によれば、タイでは毎年、9000人以上のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者が確認されているが、その約半数が15~24歳の若者とのことだ。同局エイズ性感染症対策課のスチャダ課長は、「この年齢層の若者にHIV感染者が多いのは数年前からの傾向。とりわけセックス産業で働いている若者や同性と性交する男性に感染者が多い。若者の感染拡大は、性感染症への意識が低く、コンドームを使わない者が少なくないのが主な原因」と説明している。

疾病対策局の最新の調査によれば、「性交時にコンドームを使うか」との質問では、普通高校などの学生では、女子の77.8%、男子の59.1%が、また、工業高校などの学生では、女子の77.6%、男子の72.5%が「使う」と回答した。

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