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野党・民主党に政権参入の噂 しかしセーター首相は否定「政権は十分に強力」

タイで最も長い歴史を誇る政党である野党・民主党が現政権に参加するのではないかとの見方が出ている。ただ、セーター首相は12月13日、与党議員は全下院議員500人中314人に達するなど政権は十分に強力であるため、民主党議員を政権に招き入れる必要はないとの見方を示した。

民主党は先にチャルムチャイ氏を新たに党首に選出しており、新党首のもとで政権に参加するなどの大胆な路線変更に踏み切るのではないかとの見方が出ているが、セーター首相は、「ほかの党のことに口出しするつもりはない。彼らは彼らの決定を尊重する必要がある」と話している。 関係筋によれば、現在の政権党・タイ貢献党は、新政権誕生に向けて各党が水面下で根回しを繰り広げていた時、タイ貢献党を中核とする新政権が誕生した場合の政権参入を民主党に打診していたとされる。その際に民主党側の窓口となっていたのが当時のチャルムチャイ幹事長。このため、チャルムチャイ党首のもとで民主党が政権参入に大きく舵を切るとの見方が出ている。

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