不敬容疑の野党・下院議員 一審で禁錮6年の実刑判決 裁判所が保釈認める
刑事裁判所で12月13日に行われた一審の裁判で、最大野党・前進党のラックチャノック議員(29)に対し、不敬罪を規定した刑法112条に違反したとして禁錮6年の実刑判決(執行猶予なし)が言い渡された。同女性議員は2年ほど前に新型コロナワクチンに関する意見をネット上に投稿した際に王室に関する不適切な言動があったとされる。判決後、同議員の保釈請求が裁判所に認められた。
パディパット下院副議長によれば、ラックチャノック議員の議員資格は司法の場で最終的に有罪が確定するまで影響を受けず、それまで議員として活動できるとのことだ。