深夜にドア叩く酔っ払いから逃げようとベランダに出た女子大生が転落死
バンコク都内チョクチャイシー地区のアパートで6階の部屋に暮らす女子大生(27)がバルコニーから転落死した事故について、首都圏警察はこのほど、事実関係の解明などのために調査委員会を設置することになった。
関係筋によれば、女子大生は12月17日の午前4時ごろに部屋のドアを激しく叩く酔っ払いがいたことから、恐れおののきベランダから隣の部屋のベランダに退避しようとして誤って転落して死亡したとみられている。
この酔っ払いの男性はアパートの住人で、いつも駐車している場所にオートバイが止めてあったことに腹を立て、アパートの清掃人に誰のバイクかと尋ねたところ、女子大生のものだと言われ、女子大生の部屋まで行ってバイクを撤去させようとしたという。ただ、バイクは女子大生のものではなく、清掃人の説明は誤りだった。 警察では男性が深夜に女子大生の部屋の前にやってきて騒ぎを起こしたことや、男性が女子大生の転落のあとにアパートから立ち去っていたことなどを問題視している。