エネルギー価格安定化のため価格システムの改革を断行 タイ副首相
ピーラパン副首相兼エネルギー相は、エネルギー価格引き下げのため精製燃油の輸入自由化を手始めにエネルギー価格制度を抜本的に改めると約束した。電気、ガソリン、軽油などの値上がりが国民生活に大きく影響しているが、ピーラパン大臣は、「エネルギー価格高騰により増大している国民負担軽減のため価格システムを全体的に改めたい。これによって燃油などを妥当なレベルに値下げすることが可能になる」と説明する。
また、大臣によれば、エネルギー価格の高止まりで利益を得ている者らの抵抗が予想されるものの、これを恐れず価格システムの改革を断行するとのことだ。