タイ保健相が嗜好目的の大麻使用禁止を承認 民間団体反発「相談がなかった」
大麻の合法化推進を求める団体「タイランド・カンナビス・フューチャー・ネットワーク」のプラシット事務局長はこのほど、チョラナン保健相が民間部門と相談せずに嗜好目的の大麻使用などを禁止する法案を承認したと非難した。
同事務局長によれば、この法案について保健相は、「民間部門の意見を聞いてから閣議に上程する」と約束していたものの、同団体などの意見を聞かずに一方的に保健省で法案を承認してしまったとのことだ。このほか、同事務局長は、「民間部門が加わることで政治的判断に依らずに科学的根拠に基づいて法案をまとめることができたはず」とも批判している。