サムイ島 今年はクルーズ客船47隻が寄港の予定 期待される観光収入増
タイ国政府観光庁(TAT)によれば、外国人に人気の観光地である南部スラタニ県サムイ島には今年、クルーズ客船が合計47隻寄港することが予定されており、これによって少なくとも2万5000人がサムイ島を観光する見通しという。
TATのサムイ島担当者、カノックキティカ氏は、「47隻のクルーズ客船でサムイ島にやってくるは主に米国、欧州、オーストラリアからの客。1月だけでも10隻がサムイ島に寄港する予定」と話している。
13日にはクルーズ客船が2隻寄港したが、1隻はベトナム経由で香港から来ており、客2852人のほとんどがアジア人で、シンガポールに向かった。もう1隻は客2543人の大半がドイツ人で、シンガポール経由でサムイ島に来てベトナムに向かっている。これらの客船の乗客はサムイ島に上陸したのは1日だけだったが、約2000万バーツを島にもたらした。 なお、昨年1年間にクルーズ客船でサムイ島を訪れた観光客は約5万人。これに伴う観光収入は約1億5000万バーツに上った。