タイ空軍 戦闘機購入で190億バーツの予算申請 候補にステルス戦闘機
タイ空軍は来年度(今年10月1日~来年9月30日)、新たなジェット戦闘機購入のため190億バーツの予算を申請する予定だ。パンパクディー空軍司令官が1月30日、明らかにした。
購入するのは米国製F-35あるいはスウェーデン製グリペンE/F。F-35はステルス多用途戦闘機で、米国が外国への販売に高いハードルを設けていることなどを理由にタイ空軍は昨年5月に購入断念を発表した。だが、パンパクディー司令官は「空軍としては購入を完全に断念したわけではない」としている。
セーター首相は機種選定を空軍に一任しており、空軍が設置する選考委員会がどの機種を購入することが最もタイの国益に叶うかを検討、決定することになる。