著名市民活動家の閣僚恐喝疑惑 5人目の容疑者逮捕へ
様々な社会・政治問題を告発してきた著名な活動家、シースワン容疑者が農協省米作局長を恐喝したとされる事件で、警察庁中央捜査局(CIB)のチャルンキアット副局長は2月5日、5人目の容疑者の逮捕状を裁判所に請求する予定であることを明らかにした。ただ、この容疑者が事件において果たした役割は先に逮捕、保釈された4人に比べれば大きくはないという。
警察によれば、シースワン容疑者は「不正を告発する」と脅して局長に300万バーツを要求したが、交渉に伴い要求を150万バーツに減額。その後、局長の通報に伴い警察が動き出し、1月26日に現金50万バーツを届けた私服捜査員にシースワン容疑者が逮捕された。同容疑者は「恐喝の事実はない」と容疑を否認している。