外為詐欺容疑の女 逃亡3年の末逮捕 被害者250人、被害総額3億バーツ
タイ警察庁経済犯罪制圧課(ECD)が2月11日、発表したところによれば、タイ南部ソンクラ県サダオ郡にて外国為替取引詐欺の容疑で逮捕状の出ていた女(51)を逮捕した。警察によれば、容疑者は他の3人と共謀し、「外国為替取引に投資すれば儲かる」と偽って250人から約3億バーツを騙し取っていたもので、バンコク南刑事裁判所から2021年3月に逮捕状が発付されていた。
被害者は全員、警察に被害届を提出しており、1人当たりの被害額は2万~600万バーツに及んでいる。この事件では、最初の3カ月間ほどは配当金が被害者に支払われていたが、その後は容疑者側から「支払いが遅れて済まない」と連絡があり、しばらくすると音信不通になっていたとのことだ。なお、逮捕された女は容疑を否認している。