タクシン元首相 警察病院特別室での収監半年で今月17日か18日に仮釈放か
セーター首相は2月13日、タクシン元首相が法に従って間もなく正式に仮釈放になると述べた。タウィー法相によれば、元首相は17日か18日に仮釈放となる見通し。首相は、「元首相は釈放された時点で普通の市民に戻ることになる。彼が行ったこと(汚職など)は過去のこと。彼は法のもとで罪を償っており、仮釈放の条件もすべて満たしている」としている。法相によれば、元首相は74歳と高齢で重病なので、条件を満たし仮釈放になるとのことだ。 仮釈放委員会は検討の結果、元首相を含む受刑者930人の仮釈放を承認している。
仮釈放条件は刑期の3分の1以上が経過していることであるが、その3分の1が6カ月に満たない場合は6カ月以上経過していることとなっている。昨年8月22日に収監されたタクシン元首相の場合、刑期は1年で、その3分の1は4カ月となり、6カ月に満たない。このため刑期が6カ月経過した時点で仮釈放の対象となる。