バンコク都内マンションでミャンマー人殺害 容疑者2人はすでに国外逃亡
バンコク都内の高層賃貸コンドミニアム(マンション)で起きたミャンマー人実業家殺害事件で、容疑者のカメルーン人2人がシンガポールに高飛びしたことから、タイ警察が2人の逮捕に向け国際刑事警察機構に協力を要請している。「容疑者はスコットランド人2人」との当初報道は誤りという。
警察によれば、カメルーン人2人(32、36)は2月13日深夜から14日未明の間に高層コンドミニアム23階の部屋で口論の末にビジネスパートナーのミャンマー人男性を殺害。その後、男性の金庫から500万バーツ相当の現金を奪いコンドミニアムから逃げ出した。サートン区の自宅アパートに戻るとすぐにタクシーでドンムアン空港に向かい、14日午前5時ごろに空路でシンガポールに向かったとのことだ。
当初の報道では、事件現場には被害者の母親がおり、この母親も容疑者に殴られ意識を失ったとされていたが、警察によれば、この女性は被害者の親族ではないとのこと。この女性から詳しく聞き取りを行う予定という。