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警察庁副長官が違法ギャンブルに関与か 「権力闘争が背景」との見方も

タイ警察庁中央捜査局(CIB)のチャルンキアット副局長は2月21日、スラチェート同庁副長官を含む現職警察官5人が違法なオンライン・ギャンブルに関与している疑いがあり、不正資金洗浄(マネーロンダリング)などの罪に問われる可能性があると明らかにした。

同副局長によれば、スチャヌンという人物が取り仕切っている違法なオンライン・ギャンブル・ネットワークに対する2回目の集中捜査で警官5人が関与している可能性が浮上してきたという。

初回の集中捜査で確認された容疑者は複数の現職警官を含む61人。2回目の捜査でスラチェート副長官など複数の警察幹部の関与が疑われる結果となったことから、この件を国家汚職制圧委員会(NACC)と警察のどとらが扱うかの決定を、NACCに一任することになった。

スラチェート副長官が容疑者として発表されたことについては、「警察内部で現金3億バーツのやりとりがあったことに絡む権力闘争が背景にある」との指摘も出ているが、チャルンキアット副局長はこのような見方を否定した。

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