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下院委 カジノ合法化案を近く議会提出 タイ貢献党「巨額の利益がもたらされる」

中核与党・タイ貢献党の首脳らによれば、下院カジノ合法化委員会は合法化に関する検討をほぼ終えており、合法化案を来週にも議会に提出できる見通しだ。

同委員会の委員長を務めるチュラパン副財務相は3月12日、「委員会による検討は概ね完了している。合法化案にはカジノの合法化に関する包括的な情報が含まれている」と説明する。同案は下院で了承された後、承認を得るために閣議に上程される。

同委員会の副委員長を務めるソラウォン・タイ貢献党幹事長によれば、合法化案は検討が14日に完了し、来週には議会に提出される予定。同幹事長は、「カジノが合法化されたなら、巨額の利益がタイにもたらされることになる。また、カジノは(合法化案で設けられる)複合施設の一部分にすぎないことを強調したい」と述べている。

なお、タイでは競馬などいくつかのギャンブルが公認されているが、そのほかのほとんどのギャンブルは法律で禁止されている。だが、国内には闇カジノが複数存在するほか、近隣国がタイ国境近くにカジノを開設しており、ギャンブル好きのタイ人が足繁く通っているのが実情だ。

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