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悪天候で沈没した軍艦スコータイ 引き上げ作業終了 「コブラゴールド」の一環

 タイ南部プラチュアプキリカン県沖で2022年12月18日、悪天候に伴う浸水で電気系統などに問題が生じて沈没したタイ海軍のコルベット艦「スコータイ」の引き上げ作業が終了したとタイ海軍が発表した。同艦に乗船していた105人は、76人が救助されたが、24人が死亡し、5人が行方不明のままとなっている。

19日間に及ぶ引き上げ作業は2月22日、米軍とタイ軍が主催する合同軍事演習「コブラゴールド」の一環として米海軍によって開始され、3月12日に完了した。

タイ海軍の担当者によれば、作業時間は合計67時間53分。沈没船からの化学薬品やオイルの漏出は確認されなかったという。作業に当たったダイバーはタイ海軍の7人と米海軍の7人からなる14人および両軍の40人で構成される2つチーム。スコータイ沈没を歴史に残すための碑が東部チョンブリ県サタヒープ郡に建立される予定だ。

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