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タイ警察庁 Q1のオンライン詐欺被害は2万6507件 被害総額46億バーツ

 タイ警察庁はこのほど、今年第1四半期(1~3月)に警察庁のホームページに2万6507件のオンライン詐欺の報告があり、その被害は総額46億5000万バーツ、1日当たり1億4900万バーツにのぼると発表した。

詐欺の中でも一般市民が騙されて商品やサービスの代金を支払わされる商行為絡みの詐欺が最も多く、被害額は10億2000万バーツとなっている。

「高収入が得られる」と騙して手数料などを振り込ませる詐欺も多く、被害額は4億6600万バーツあまり。融資に絡む詐欺も被害が1億1200万バーツにのぼっている。

このほか、暗号資産(仮想通貨)絡みの詐欺が被害額11億バーツ、架空請求などの特殊詐欺が被害額2億8900万バーツなどとなっている。

警察庁によれば、今年の3月にオンライン詐欺に使われていた預金総額5億8800万バーツほどにのぼる2万8233の銀行口座を凍結したとのことだ。詐欺に使われていた銀行口座の名義人については、有罪となれば、3年までの禁錮刑と30万バーツまでの罰金刑が科せられる。

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