ソンクラン連休の6日間 交通事故死243人 最多はチェンライ県 85%がバイク絡み
タイ当局の発表によれば、4月11日とソンクラン連休(12~16日)を合わせた6日間にタイ国内では1811件の交通事故が発生し、243人が死亡、1837人が重軽傷を負った。ソンクラン祭や年末年始の大型連休は、帰省や行楽で大勢の人が車で移動するため交通事故が多発し、大勢の死傷者が出ている。
今年のソンクラン祭の期間に起きた交通事故のうちオートバイ絡みは84・9%にのぼった。都県別では、北部チェンライ県が事故件数71件、死亡者数15人とともに最多だった。負傷者数では北部プレー県が68人で最多。また、77都県中9県が交通死亡事故ゼロだった。
このほか、保護観察局によれば、4月11~16日の交通違反は全国で5786件で、飲酒運転が96.6%を占めた。飲酒運転の検挙件数は都県別ではバンコクが493件と最多。以下、中部サムットプラカン県の313件、北部チェンマイ県の302件と続く。