ソンクラン祭の泡パーティーで子供65人がロタウイルスに感染し入院 重症者はなし
タイ中部スパンブリ県からの報道によれば、同県ムアン郡(県庁所在地)でソンクラン祭イベントの一環として行われた泡パーティーなどに参加した子供がロタウイルス感染の症状を呈し、病院で治療を受けたという。
これまでに子供少なくとも65人に下痢、吐き気、高熱、嘔吐、発疹などの症状が出て複数の病院で治療を受けている。子供らはソンクラン祭にバナナ保護センターで催されたウォータートンネルや泡パーティーに参加していた。4月20日時点でもまだ入院している子供がおり、同県選出の下院議員らが見舞いに訪れている。ただ、今のところ、ロタウイルスに感染した子供たちの中に重症者はいない。
ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎は乳幼児期(0~6歳ごろ)にかかりやすく、主な症状は、水下痢(水様便)、吐き気、嘔吐、発熱など。ロタウイルスには5歳ごろまでにほぼすべての子供が感染する。