バンコクで男性がマンホールに転落死 木製蓋を被せる手抜き 安全対策不備への批判続出
バンコク都ラートプラオ区で5月3日、道路を横断しようとした男性(59)が中央分離帯に設けられていた深さ15メートルのマンホールに落ちて死亡する事故が起きた。
関係当局によれば、正午前に男性がマンホールの入り口にかぶせられていた木製の蓋を踏み抜いて落下。すぐに救急隊が駆けつけて正午すぎに男性をマンホールから引き上げたが、その場で死亡が確認された。
この事故を受け、バンコク都庁や関係当局に安全対策の不備を批判する声、安全対策の強化を求める声が上がっている。このマンホールを管理している首都電力公社(MEA)は、同様の事故が再発しないよう努力すると表明した。