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タイ労相がイスラエル政府と交渉へ タイ人出稼ぎ労働者の2万人追加受け入れ要請

イスラエルが昨年10月、ガザ地区を実効支配する武装組織ハマスのテロ攻撃を受けた際、タイ人労働者も殺害されたり、拉致されたりしており、いまだに6人が拘束されたままだが、ピパット労相はこのほど、タイ当局がイスラエルへのタイ人労働者派遣の一時停止を解除したのを受け、タイ人労働者の受け入れ枠の拡大などを求める交渉のためイスラエルに渡った。同時に労相はイスラエル側に対し、同国内で働くタイ人の安全対策の強化も要請する予定。

労相によれば、外国での就労を希望しているタイ人にイスラエルは人気があり、タイ側としてはイスラエルにさらにタイ人2万人を受け入れるよう要請する考えだ。 タイはイスラエルと労働協約を締結しているが、この協約のもとでタイから派遣された労働者には月額6万バーツあまりが支給。この協約のもとで、2021年から2023年にかけてタイ人労働者1万8439人がイスラエルに渡っており、支給された給与は総額678億7000万バーツに達している。

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