タイ南部の学校で中学2年の生徒が感電死 漏電が原因か 助けようとした生徒も感電
タイ南部トラン県カンタン郡の学校で先ごろ、8年生(中学2年)の男子生徒(14)が給水機の近くで感電して死亡する事故が発生した。基礎教員評議会(OBEC)が現在、原因を調べている。
地元の報道によれば、6月21日正午ごろ、教師に頼まれて給水機の電源を切ろうとしたところ生徒が感電した。近くにいた者の証言によれば、生徒は給水機近くで倒れ、助けようとした別の生徒も感電し、その生徒が意識を取り戻してから教師に助けを求めたとのことだ。ただ、学校側は給水機はすでに使われていなかったと説明している。
当時は豪雨だったというが、現場に雨が吹き込んでいたかなどは不明。地元の教育当局によれば、警察の鑑識が調べたところ、給水機の後ろにあったブレーカーが焼け焦げており、漏電で給水機などに電流が流れ、それに触って感電した可能性があるとのことだ。
なお、一般に使われてる電圧は、日本は100ボルトだが、タイは220ボルトで感電した場合、死傷するリスクが大きい。