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大麻合法化撤廃の政府方針にタイ威信党のアヌティン党首が異議 首相に直接伝える

タイ政府は2022年6月に大麻合法化を決めたが、その後、様々な弊害が生じているとして、大麻を再び麻薬リストに含め規制を強化しようとしている。これに対し、与党・タイ威信党のアヌティン党首(副首相兼内相)は7月18日、この大麻合法化撤回の動きを懸念していると個人的にセーター首相に伝えたことを明らかにした。

昨年5月の総選挙における議席獲得数で現在の最大野党・前進党、中核与党・タイ貢献党に次ぐ第3位となるタイ威信党は大麻自由化推進派の筆頭であり、アヌティン党首はプラユット前政権時、連立政権参加の条件として大麻自由化を掲げていた。

大麻合法化撤回については、麻薬制圧委員会(NCB)が7月23日に検討、承認する見通しであるが、アヌティン党首は、NCBは2年前に大麻合法化に賛成した時と同じメンバーであり、今度はなぜ合法化撤回に賛成するのか訳が分からないと不満を隠さない。

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