17歳少女への性的暴行容疑の公判がスタート 被告はタイ初の五輪金メダリスト
1996年のアトランタ五輪でタイに初めて金メダル(ボクシング男子フェザー級)をもたらしたソムラック氏(51)が昨年12月、東北部コンケン県で17歳の少女に性的暴行を加えたとされる事件の裁判が同県の地方裁判所で始まった。裁判に出廷した保釈中のソムラック被告は、「私は保釈の条件をすべて守っているし、潔白を証明する証拠があるので自身の無罪を確信している」と供述した。
被告はパブで少女と知り合い、その後ホテルでベッドをともにしたが、「年齢を質したら、教えてくれたので、何もしなかった」と被告は主張。さらに、「私が得た情報では、(少女から)このような仕打ちを受けたのは私が3人目となる」として、少女が美人局まがいの常習者である可能性を示唆した。