外国映像作品のタイ撮影 今年上半期は21カ国107本で約6億バーツの収入もたらす
タイ映画事務所(TFO)によれば、今年上半期(1~6月)に21カ国の撮影チームがタイ国内で107本に及ぶ広告用映像作品を制作し、これによって延べ9000人以上のタイ人が雇用され、タイに5億8800万バーツあまりがもたらされた。
タイでは年間400~500本の外国の映像作品が撮影され、これがタイに毎年40億バーツ以上の収入ともたらしているが、映像作品の多くがCM撮影とのことだ。今年上半期のCM撮影は、中国とインドがそれぞれ15作品、韓国が11作品となっている。また、撮影場所は、バンコクが76と最多で、以下、バンコク北隣パトゥムタニ県が7、西部カンチャナブリ県と東部チョンブリ県がそれぞれ3だった。
TFOは、「タイで数多くのCMや映画といった映像作品が撮影されているのは、様々な要求を満たすことのできるロケーションが豊富であるほか、設備や移動手段や経験豊かなスタッフが揃っていることなどが大きな要因」と説明している。