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外来魚のタイ河川大量繁殖問題 持ち込みルート確定のためガーナ政府にDNA情報を要請

タイ17都県の河川で外来魚ブラックチンティラピアが大量繁殖し、在来種が減少したり、養魚業が打撃を受けたりしているとされる問題で、漁業局はこのほど、タイのブラックチンティラピアがどこから来たものかを特定すべくガーナ当局に対し、同国に棲息するブラックチンティラピアのDNA情報の提供を要請した。

この魚に関しては、2010年にCPフーズ社が漁業局の許可を得て研究目的でタイに持ち込んだことが確認されているが、同社は、現在の大量繁殖に伴う問題は同社に責任があるとの見方に強く反発している。

また、報道によれば、外来魚問題に取り組んでいる下院小委員会が、被害が100億バーツにも上るとされていることから、民間会社を相手取って訴訟を起こすために法律専門家にアドバイスを求めているという。

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