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保釈中に姿を消した横領容疑の日本人 昨年病死したことが判明 死後、実家の母に無心

タイ警察関係筋によれば、トレーニングマシンを扱う会社から金銭を横領した容疑で逮捕され、保釈中に姿をくらましていた日本人の男、ニシ・タカヒロ容疑者(39)が昨年タイ北部チェンマイ県で病死していたことがこのほど判明した。警察が現在、具体的にどのような疾患で死亡したかを調査中だ。

同容疑者の母親、ニシ・ヨシミさん(66)が8月5日、バンコク都クロンタン署に息子の捜索願を提出していた。母親が警察に話したところによれば、息子はバンコクで働いていたが、2020年6月29日にLINEを通じて「重病なので治療にカネが必要」と連絡してきたので100万円を送金したという。その後、昨年6月21日にさらに30万円を送金してほしいとのメールが来ており、これが最後の連絡だったという。

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