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タイ下院 アダルト産業と関連製品の合法化案を否決 前進党「性欲のはけ口は必要」

最大野党・前進党が解党処分を受ける前に議会に提出していたアダルト産業と関連製品の合法化案はこのほど開催された下院の第1読会で否決された。タイではポルノ製品や性具などは法律で販売が禁止されているが、前進党は刑法287条を改正してアダルト産業を合法化し、関連の製品やサービスへのアクセスに年齢制限を設けることでタイは大きな経済的恩恵を受けることになると説明していた。

第1読会では、前進党議員が、「性具の販売が禁止されていることなどで性のはけ口が好ましからざる方向に向き、性を巡る暴力につながりかねない」などと主張したものの、否定的な考えの議員が少なくなく、結局合法化案は否決された。

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