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タクシン元首相の不敬容疑 8月19日に非公開初公判 次回公判は来年7月

韓国ソウルで2015年に新聞社とのインタビューの中で枢密顧問官に関する不適切発言があったとして不敬罪に問われているタクシン元首相の初公判が8月19日に非公開で行われた。元首相の弁護士によれば、次回公判はほぼ1年先の来年7月に開かれる予定という。

裁判所に現れた元首相は、黒っぽいジャケットの下に黄色いシャツを着ていたが、このことについて「何か意味があるのか」と記者に問われたが、返答しなかった。黄色は王室支持派すなわち反タクシン派のシンボルカラーで、過去に政治対立がエスカレートしていた際にはタクシン支持派は赤色のシャツ、反タクシン派は黄色のシャツとはっきり区別されていた。このため元首相はこれまで黄色の服を着ている姿を人に見せることはあまりなかったが、今回の裁判は王室にかかわるものであることから王室への恭順を示す目的で敢えて黄色のシャツを着たものとみられている。

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