ペートンタン新首相 タイ北部の洪水被災地視察 深刻なのはナーン県で1万棟以上に被害
チェンマイ県などタイ北部7県が洪水に見舞われ、ナーン県では濁流に呑み込まれて行方不明になっていた3人が遺体で見つかっているが、8月24日、ペートンタン首相(タイ貢献党党首)は政府の担当者や貢献党幹部を率いてナーン県内の被災地を視察した。
防災局によれば、これら7県では2万1971棟が洪水の影響を受けているが、被災家屋数は被害が最も深刻なナーン県は1万157棟で、以下、北部チェンライ県が11郡で5381棟、北部パヤオ県が約3500棟、中部ペチャブン県が1726棟、北部プレー県が383棟、東北部ウドンタニ県が255棟などとなっている。