8月中に新内閣の顔ぶれが判明か 施政方針演説は9月の見通し 民主党連立参加有無は不明
憲法裁判所が先にセーター首相解職と内閣総辞職を決めたことに伴い、タイ貢献党のペートンタン党首が新首相に選ばれることになったが、プムタム暫定副首相兼商務相によれば、新内閣の顔ぶれは今週中にも明らかになる見通しであり、新政権は9月には施政方針演説を行うことが可能という。
新閣僚名簿は国王陛下に提出され、承認後に陛下をお迎えしての新閣僚宣誓式が執り行われた後、新内閣発足となる。 また、タイで最も長い歴史を持つ政党である民主党は、昨年誕生したセーター氏を首相とする政権には参加せずに野党だったが、タクシン元首相が先ごろ、新政権に参加する可能性に言及。民主党幹部の1人は、「政権参入への誘いはまだないが、もしあれば検討して決めたい」と前向きの姿勢を示した。